はなう美術振興財団について

ご挨拶

館長

 

千葉から写実絵画の世界へ羽ばたく若い人たちを応援したいと考え、このたび、この「はなう美術振興財団」を設立いたしました。

未来への希望を抱いて芸術の世界へ進む若い学生たちが、より良い環境で思う存分その力を発揮していただけるよう応援していきたいと心から願っております。

ひとりでも多くの方たちに写実画家への一歩を踏み出していただけますよう、意欲ある若い人々からのご応募をお待ちしております。

 

 

はなう美術振興財団理事長

保木博子

 

 

 

 


設立趣旨

日本の伝統的な細密な工芸美術作品にも見られるように、日本人はたいへん繊細な美術表現を得意としてきました。

そうした伝統を受け継ぎつつ、中世にヨーロッパで生まれた油彩画における写実的な表現は、明治以降、日本に導入され、多くの画家によって描かれてきました。

戦後の抽象表現全盛の時代を経て、写実絵画は、今また日本を中心に注目を集めてきています。

2010年11月、世界初の写実絵画専門美術館であるホキ美術館が千葉市緑区に設立されました。

そして、ホキ美術館設立者の写実絵画への情熱と、千葉から日本各地へ、そして世界へ、写実絵画を発信していきたいという想いは、ホキ美術館から始まり、全国各地での巡回展やさらに海外での写実絵画展を経て、そして現在ではインターネットを使って個々の作家からも世界に発信され続けています。

それらの基盤の上に、今後未来を担い、写実絵画を牽引していく若い人々が、さらに写実絵画への意欲を持って取り組んでいただけるよう応援していきたいという設立者の想いを、さらに発展させ、千葉から日本の写実絵画発展に寄与するために、このはなう美術振興財団を設立いたしました。

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